消費者金融・ローン・キャッシングの正確な分類
消費者の「信用」を担保とする消費者信用産業のなかで、
商品やサービスを立替払いする仕組みを「販売信用」、
直接金銭を貸し付けるものを「消費者金融」という。
広義では、定期預金担保貸付、郵便貯金貯金者貸付、
動産担保貸付も含まれるが、
狭義ではノンバンク(貸金業者)による消費者向け無担保貸付をさす。
【キャッシングサービス】
クレジットカード会員などに対して行なう小口の即時融資。
「キャッシングサービス」というのは日本の銀行系クレジットカード業界の造語で、
正しくは「キャッシュアドバンス」という。
なお、クレジットカードでは、通常、「キャッシング」はマンスリークリアの一括払い を、
「ローン」はリボルビング、元利金等などの分割払いをさす。
キャッシングの場合、金利は25%〜29.2%。ローンでは12%〜18%位になる。
【カードキャッシング】
クレジットカードやローン専用カードで小口の
(通常、クレジットカードの場合は20万円以下)融資を受けること。
CDやATMによるキャッシングサービスが一般的であるが、
提携銀行やカード会社の窓口で融資を受けることもできる。
【ローン】
貸し金。融資。住宅ローンや自動車ローンといった使途目的による融資のほか、
使途目的限定しないフリーローンもある。
返済期間が長く、金額も大きく担保を要するもの(例えば住宅ローン)は金利が低く、
短期で小口・無担保のもの(例えばカードローン)は金利が高めになる。
【フリーローン】
消費者金融のうち、資金使途を限定しない消費者ローンの商品名(和製英語)。
金利改定のルールはとくになく、返済年限は6ヵ月ないし1年以上で最長5年。
1970年代前半に、銀行の個人融資部門の拡大策として一般化し、
1980年代後半の金融緩和期には、個人の財テク熱等を背景に、
融資限度の引上げや返済方法の多様化等の動きがみられた。
【カードローン】
CD、ATMなどからカードを利用して融資を受けることができるタイプの消費者ローン。
狭義には、昭和50年代前半に、各銀行が売り出した小口の消費者ローンをさす。
クレジットカードのカードローンは、「キャッシングサービス」とは別に、
カード会社が会員向けに行なっているリボルビング方式の融資制度
(通常、キャッシングよりもまとまった資金が借りられ る)。
カード会社は、カードローンを希望する会員に個別に審査をしたうえで、
カードの利用限度額とは別にカードローンの利用枠を設定する。
会員は利用枠内であれば、CD、ATMで自由にお金を借りることができる。
また、クレジットカードとは別に、ローン専用のカードを発行しているカード会社もある。
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